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御義口伝とは?

    御義口伝は、大聖人により口述された講義を、日興上人がメモしたものです。 

    日興上人は、大聖人が法華経の重要箇所について行った講義を 『御義口伝』 としてまとめ、大聖人に査閲してもらい、OKのサインをもらっています。

    法華経の講義といっても、そんじゃそこいらの講義と違います。
大聖人による法華経の講義は 「文底」 を基準にしていますから、法華経の字面だけを追っても分からないのです。
日興上人は法華経の重文とともに、大聖人に教わったその箇所の示す甚深の意味 (つまり文底の意味) を備忘録的にまとめ上げました。

    「御義」 というと、御書に載っているので、 「大聖人様が著した、なにやら小難しいモノ」 という印象を持っている人がいるかもしれませんが、実は著者は日興上人であり、その内容は、法華経の重要箇所の備忘録的箇条書きなのです。

    箇条書きなので、よくまとまっており、また、箇条書きなので、どこから読んでも分かるようになっています。

    とはいえ、現代人である我々にとっては、御書の原文だけを頼りに読み進めるのは、ちょっとヘビーかもしれません。そこで、この ファイン式御義口伝メモ」 は、御義口伝の項目一つ一つについて、日興上人の箇条書きを更に簡潔に、アタマに入りやすい視覚的に分かり易い構図でまとめてみようという試みです。

    大聖人の仏法の真髄は、日興上人こそが継承しています。日興上人のどこが、五老僧や日蓮宗、法華宗と違っているのかが、御義口伝にはよくまとまっています。

    師の口述の教えを弟子が後世に遺すべく書き取った 「御義口伝」。 この師弟不二の象徴ともいえる御書を、池田先生の 「御義口伝講義 (1974年版) 」 を手がかりに学んでいきましょう。

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